[ウリ學校舞踊靴] 34.大阪の丸福珈琲店と神戸の上島珈琲店

私はコーヒーが好きです。 コーヒーに対する繊細な味覚を持つマニアではありません。 ただ、その一般的な香りと味、そしてコーヒーを飲む時間が好きなだけです。 一人でも何人でも、インスタントコーヒーでも、グアメイドリップコーヒーでも、どれも好きです。

 

そのため、あちこち回りながら良いという食堂は探さなくても、カフェはたまに選んで回ったりします。 雰囲気に乗る方ですから、必ずしも専門店でなくてもいいですし、古典的でも現代的でもコーヒー屋さんの室内が気に入ったら、私はただのいいコーヒーショップだと思います。

 

日本にもよく行ったので、当然いくつかのコーヒーショップを試してみました。 行ったことはかなりありますが、日本訪問団が大阪に宿を取りましたので、古典的な雰囲気のコーヒーショップ2店はぜひご紹介したいと思います。

 

 

一つは私たちの宿からもとても近い<丸福珈琲店>です。 珈琲店はコーヒーショップを昔風に呼ぶ日本語です。 それよりも昔は、喫茶店と呼ばれていました。 昔とは1930年代を指し、もっと昔とは19世紀末から1920年代までです。

 

丸福珈琲店は日本全土に29店あるそうですが、大阪中央区の千日前にあるのが1934年に初めて開業した本店です。 大阪ファイブホテルからは2.5キロ離れていて、電車の駅でわずか2つ（鶴橋-谷町9丁目-日本橋）だけ行くとB26出口のすぐ前にあります。 (リトルプリンスの小惑星B612と間違えないでください。^^)

 

 

千日前の丸福が本店ですが、ファイブホテルからもっと近い上本町にも丸福珈琲店がもう一つあります。 ホテルからは歩いても10分以内の距離です。 ここはまだ行ったことがないので、今回行ってみたいです。

 

丸福コーヒーが何がいいかは私から申し上げにくいです。 ネイバーやグーグルで検索してみるとレビューが多いと思いますので、参考にしてみてください。 私はコーヒーの味の素晴らしさはよくわかりませんが、昔風の雰囲気が良かった記憶です。 コーヒー以外にも各種ペストリーやデザートもいいと聞きましたが、私はコーヒー以外のものを食べたことはありません。 そして、かなり高いです。^^

 

丸福珈琲店は「薔薇の雨(2010)」という小説に登場してもっと有名になったそうです。 田辺聖子の短編の一つで、年下の男性と5年間恋愛している女性が別れを準備する過程をとてもよく描いた作品だそうです。 日本語ではバラノアメと呼びます。

 

 

私の好きな他のコーヒーショップは上島珈琲店です。 上島コーヒー店の本店は、神戸市に近い西宮市の南越木岩町にあります。 よく上島珈琲店、苦楽園本店と呼ばれています。

 

上島は丸福より1年前の1933年に開店した珈琲店です。 支店やフランチャイズ店を出すのに非常に厳しい丸福とは異なり、上島珈琲店はいたるところにあります。

 

私は本店とフランチャイズ店のコーヒーの味が違うかどうかはよく区別できませんでした。 ですから、まあ、ぜひ西宮まで行かれる必要はありませんし、大阪市内のいろいろなところに点在する上島珈琲店を訪れてみてください。 焙煎した豆や挽いたコーヒーを売ったりします。

 

 

その他、私が行ったことのある現代的なコーヒーショップには、神戸の西村(にしむら)コーヒーと大阪の三和(サンワ)コーヒーワークスがあります。

 

これらのお店は丸福や上島のように歴史が長くはありませんが、コーヒーの味が良いことでかなり評判の場所です。 三和コーヒーワークスは小さなお店ですが、西村コーヒー店は7階ほどの建物全体がコーヒーショップの大型店です。

 

 

西村コーヒー店に行くなら2階をお勧めします。 コーヒーの味も味ですが、写真を撮るのに最適です。 (*)