[ウリ學校舞踊靴] 6. <希望来日-大陸学校>と共に

<ウリ學校の舞踊神>訪問団を構成することは順調に進んでいます。 航空券が購入され、宿泊施設が予約されたので、必須の準備は整いました。 12月21日現在、参加人数が23人に達し、さらに増えています。 目標は30人ですが、達成される可能性が高いです。 次の課題は訪問日程を具体化することですが、そのために日本の<チームアイ>会員たちが忙しく動いています。

 

<ウリ學校の舞踊靴>訪問団の準備がよく整うには<希望来日>と<大陸学校>の協力が大きな役割を果たしています。 <大陸学校>卒業生たちが訪問団に参加し、準備委員会で会計業務を担当される<希望来日>の常任理事ファン·グァンソク(황광석)先生のリーダーシップも際立っています。

 

 

2010年12月8日に創立された<希望来日>の目的は、すでにその名によく表れています。 "鉄道と共に希望に満ちた明日(hopeful tomorrow with railways)"という意味ですから。 釜山と木浦から出発する列車がソウルと平壌、あるいは江陵と元山を経て中央アジアとシベリアを横切ってモスクワとベルリンとパリとロンドンまで行ける鉄道が開通するよう努力する団体です。

 

<希望来日>活動家の名刺の前面にはソウルからヨーロッパの都市に向かう汽車の切符が印刷されています。 私がもらったファン·グァンソク先生の名刺は<ソウル-パリ>の汽車チケットです。^^ 他の方は<ソウル-ベルリン>や<釜山-ロンドン>の汽車票が印刷されているはずです。

 

<希望来日>の理事長、李哲(イ·チョル)先生は国会議員と韓国鉄道公社社長を歴任された方です。 国際鉄道連盟のアジア地域議長も務めました。 <我が民族助け合い運動>の代表である李一榮(イ·イルヨン)先生先生も<希望来日>の共同代表を務めています。 理事長と共同代表の前歷だけを見ても、<希望来日>の究極的な目的は分断の克服であることが分かります。

 

 

実際、ユーラシア横断鉄道はすでにほぼ続いています。 <希望来日>の目的が達成されるには、南の都羅山駅から北の開城駅、そして南の猪津駅から北の鑑湖駅に向かう鉄道が続くだけです。 そこで<希望来日>の活動はまもなく南北鉄道連結に集められます。

 

南北鉄道をつなぐには難関が多いです。2000年と2007年、2018年の南北首脳会談で南北鉄道をつなぐ努力は続きました。しかし、韓国に保守政府が発足すれば、すべての努力が失敗に終わることもあります。このような難関を克服するには民主政府が必要で、特に専門的な識見を持った働き手が必要です。それで<希望来日>は自主教育プログラムで<大陸学校>を開きました。

 

2022年12月に第12期卒業生を輩出した<大陸学校>は毎年30人の大陸リーダーを養成しています。 <希望来日>が南北鉄道を結ぶための団体だとすれば、<大陸学校>はなぜそうすべきかを説明し実践するプログラムです。 「私たちの歴史の中に蓄積されてきた大陸的価値を再発見し、専門的素養を備えた大陸リーダーを養成」しようということです。 そのために<大陸学校>の校長である元統一部長官の丁世鉉(チョン·セヒョン)先生と、教頭である黃光石(ファン·グァンソク)常任理事が奔走しています。

 

 

「希望来日」の掛け声はもともと「南北を結び、大陸を抱く！」です。 ところで私が11月23日<希望来日>創立12周年後援の夜に参加してみたら新しいスローガンが登場しましたね。 「海洋を抱いて、大陸へ」がそれです。 保守政権との戦争で<希望来日-大陸学校>の通常の活動がかなり制限されていましたので、当分の間、海外同胞の統一力量を集めることに努めることにしたのです。

 

<希望来日>と<大陸学校>が言う海洋とは、米州と日本に居住する在外同胞の方々を指します。 国内の政治葛藤と国際紛争によって引き起こされた難関を打開するためには、中国とロシアの同胞の方々だけでなく、米州同胞と在日同胞の力量も一つに集める必要があるということです。

 

それは<舞踊靴>の目的とも同じです。 在日朝鮮学校に舞踊靴を送り、沿海州に舞踊の衣装を送り始め、海洋を抱いて大陸に行こうとする私たちの努力もすでに始まっています。

 

その共同の目的を達成するためなら、<舞踊靴>は<希望来日-大陸学校>と共に働くことに躊躇はないでしょう。 (*)